防水

屋上ウレタン防水工事の施工工程

防水

今お住まいのご自宅で、屋上の劣化や汚れが目立ち「そろそろ防水工事をやろうかな?」とお考えの方はいませんか?

 

屋上防水工事を個人で施工するのであれば、ウレタン防水という工法がお勧めです。防水工事にはさまざまな工法がありますが、ウレタン防水は他の施工方法に比べて難易度が低いからです。

この記事では、塗料の選び方や施工手順をご紹介していきます。よく確認したうえで、実際に施工してみてください。

防水の種類

屋上の防水工事には次のような施工法があります。

* ウレタン防水

* 塩ビシート防水

* ゴムシート防水

* アスファルト防水

* FRP防水

どれも技術の必要な工法で、施工の手順や材料の比率、撹拌等に不備があると防水機能の劣化を早める原因につながります。

屋上防水工事を個人で施工したいという方は、ウレタン防水がよいでしょう。ウレタン防水がどのような工法なのかご紹介していきます。

ウレタン防水とは?

ウレタンは液状でできた塗料のことで、ウレタンを塗ることで、下地の汚れや破損部、剥がれ等を補修し綺麗に整えた上で防水層を作る施工法です。

施工場所の形状にとらわれずに防水することができ、防水工事のなかでも比較的安価で施工することができます。

ウレタンは1回塗り、2回塗り、トップコートと重ねて防水層を作りあげるので、一度塗るごとに乾燥させる時間をとらなければなりません。また、手作業で塗っていくため、均一に塗るには技術が必要で塗りムラがでやすい材料でもあります。

完全硬化時間、乾燥の目安は最低でも24時間です。

寿命は10年ほどで、仕上げに塗装する保護剤(トップコート)を定期的に塗り直すことで、防水層を長持ちさせることができます。

ウレタン塗料の選び方

屋上のウレタン防水工事を始める前に、まずは塗料を準備しましょう。

同じウレタン塗料でも、様々な種類の製品が販売されています。製品には塗布量が記載されていますので、これを目安にして施工する広さに応じて購入してください。塗布量が施工できる面積となります。

ウレタンが余った場合は保存することがてきません。また、残りは処分しなければならないため、必要な分だけ購入するようにしましょう。

次に、塗料の選び方です。

ウレタンには、1液性と2液性があります。

1液性は2液性よりも価格が高いですが、開封したらそのまま使える一般向けの材料ともいえます。

2液性は1液性より安価ですが、硬化剤を自分で混ぜるのですが、比率が決まっていてかなりシビアな材料、少しでも間違えた比率だ混ぜると硬化不良の原因になります。また、撹拌機で混ぜる必要があり混ぜる時間が短いと硬化不良の原因になります。

これからウレタン防水工事の施工をお考えの方は、そのまま使える1液性がお勧めです。

ウレタン防水を施工するには、ウレタンの密着度を上げるための接着剤(プライマー)、ウレタン2回重ね塗りの分、3回目に塗る保護剤(トップコート)も必要になります。それぞれの材料は単品でも購入可能ですが、各メーカーごとにセット購入も可能で、施工面積に必要な量で揃えてあり無駄なく施工できます。違うメーカー同士は相性が合わないおそれもあります。そのため、セットでの購入の方が安心でお勧めです。

金額はメーカーや量、販売店によってことなるので良く確認してから購入して下さい。

ウレタン剤のなかには、滑り止め剤が入っているタイプや遮熱タイプ等もあるので、屋上の使用環境、用途に合わせて選択し施工すると良いでしょう。

それでは防水施工の説明に入ります。

ウレタン防水工事施工手順

防水工事を始める前に注意してほしいことがあります。

プライマー、ウレタン、トップコート、水、それぞれを絶対混ぜ合わせないこと。必ず硬化不良がおこります。

悪天候の場合には施工は絶対にやらないこと。全ての防水材料は水があると密着しません。天候の良い日が続く時に計画を立てて施工して下さい。

火気厳禁です。材料近辺では絶対に火気使用はしないこと。引火すると災害事故の原因になります。

必ず守るようにして下さい!

 

さて、準備が整ったらウレタン防水工事を始めましょう。

防水工事は硬化時間と工程から基本約3日〜5日かかります。完全硬化させないと、水分によって劣化が早まってしまうことがあります。

 

* 洗浄

まずは床面を高圧洗浄機やブラシなどで洗浄していきます。ゴミや汚れが残っていると防水機能の劣化が早まってしまうので、しっかりと綺麗にしましょう。既存の防水層の剥がれがある箇所は取り除いてください。洗浄後はしっかりと乾燥させましょう。

 

* ケレン・清掃

洗浄が終わっていてもすべての汚れやゴミ、突起物等が取りきれていません。よく乾燥させた後に汚れや突起物等をケレンし、剥がれ等はしっかり取り除き綺麗に清掃して下さい。

 

* 下地調整・下地処理

清掃が終わりウレタンを塗り込む場所全体を確認し、剥がれた箇所や破損部分の段差処理、成形補修をして乾燥させた後プライマーへ進んで下さい。プライマー塗る前にケレン清掃は必ず行って下さい。

 

* プライマー塗布

洗浄後に床面が乾燥したら、まずは下地となるプライマーを塗っていきます。ハケやローラーなどを使って塗っていきます。プライマーを塗ることによって、ウレタン剤の密着性を高めることができます。塗り終わったら、乾燥させます。

 

* ウレタン塗布 1回塗り・2回塗り

ウレタン剤をコテやローラーを使って塗っていきましょう。

ウレタン剤は1回目が塗り終わったら翌日までおき硬化させ乾燥させます。乾燥が確認できたら2回目を重ね塗りします。翌日までおいて硬化させ乾燥させます。重ね塗りすることで耐久性を上げることができます。1回ごとに必ず乾燥させてから塗り重ねてください。

 

* トップコート塗布

紫外線などから防水層を守るためにトップコートを塗ります。こちらは2回に分けて塗装していきます。1回目を塗り、しっかり乾燥させてから2回目を塗りましょう。2回目が塗りおり乾燥したら防水工事は完了です。

 

防水工程動画

防水工程の流れを動画でまとめした。




 

まとめ

ここまで屋上ウレタン防水の施工手順について説明してきました。

伝わり、理解して頂けたでしょうか?

一番に伝えたかったは、「防水を始める前に注意してほしいこと」で説明した、各種の材料を混ぜないことと悪天候天候は避けるの2項目です。

この2項目の内容に共通することは『水』です。

「防水剤なのに!?」って思ってしまいますが防水剤は硬化しないと効果はなく、硬化する前に水があるとグチャグチャになり、それを直すのに倍以上の手間と負担がでてしまいます。

必ず天候の良い時期に計画を立て施工して下さい。

屋上防水工事を始めようとお考えの方は、施工手順を守って行えば確実に綺麗な仕上がりとなることでしょう。

是非、チャレンジしてみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました