防水

玄関前・勝手口の防水 Part1「下地補修」

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  • 一戸建てにお住まいで、玄関前や勝手口に、コンクリートの「階段・廊下・はきだし」はございますか? また、「防水・ノンスリップ」取り付け等、考えている方いますか?

今回は、Part1「下地補修」→ Part2「防水工事」→ Part3「ノンスリップ取り付け」まで順番にわかりやすく簡単に紹介していくので、最後までご覧下さい。

ここでは、Part1「下地工事」のことでお伝えしていきますが、下地って何?とわからない方に簡単に説明します。

下地とは、コンクリートの欠けや破損箇所、ひび割れや鉄筋露出箇所等を、綺麗に元の形に修復する事です。

Part2「防水工事」に入る前に下地をきちんと修復する事で、綺麗に防水を仕上げることができます。

では、始めましょう。

削り・ケレン・清掃

新築の場合は元々綺麗な状態なので軽く清掃します。

突起物がある場合は取り除きます。苔や土が付着し始めている場合は、デッキブラシなどでこすり洗いしてよく乾かしておきます。

 

年数が経ちひび割れや欠けができて、欠落してしまいそうな箇所は取り除かなければなりません。(玄関前手すり根元・写真下)

 

ここから団地の階段室で説明します。

上の写真は綺麗なノンスリップが取り付けてありますが、これは古い鉄のノンスリップを取らずに防水施工し、その上に新しくノンスリップを取り付けているため、時間とともに古い鉄のノンスリップが錆の進行が進み膨張、浮いてしまった状態です。このまま放置すれば浮きが酷くなりつまずき転倒などの危険性がでてきます。すぐにノンスリップの取り替えをしなければなりません。

まず、新しい方のノンスリップを取り外します。

さらに、古いノンスリップを取り外します。

取り外してみたら、本当に酷い状態でした。このまま放置すれば事故が起きていたかもしれません。

次に、ケレンして錆や突起物をを取り除いて綺麗に清掃します。

このように古い物や破損箇所、欠落しそうな箇所は取り除き、補修する事が防水施工の基準になります。ここでは団地内の階段ですが一般住宅でも同じ作業が必要となります。ここまでの作業時間は1m前後のノンスリップで約30分前後です。

補修

僕たちが担当している団地は、居住者が階段を行き来しています。ノンスリップを撤去したまま放置すると、居住者が足を踏み外すなどの危険性が有り事故の可能性があります。撤去後はただちに補修の準備にとりかかります。

今回のような階段の補修には流し込みの材料を使用するので、バックアップ材でダムのように壁を作ってあげます。

この中に材料を流し混みます。

安全な通路、足元を確保するため撤収後は放置せず、すぐに補修をして通行可能にするため速乾のセメントモルタルを使用しています。

この材料は流し込み施工によく使用します。

配合量はHU-Bモルタル:水=12kg:1.8〜2.0kgが基準、勾配によって水の配合量を変えています。広い範囲で使用する場合はバケツなどに大量に入れミキサーで混ぜます。硬化時間は湿度や気温、範囲や勾配、厚みなどにより異なりかなり幅広いです。

上の材料は業務用です。一般の方が使う材料は、ホームセンターで同じような材料があります。4kgで900円前後、量によって値段が違うのでご注意下さい。

今回のような階段の小さめの範囲では、計量カップを使い少量ずつ手で混ぜます。

100円ショップのケーキ用スパチュラです。材料攪拌と補修に使用してます。

計量カップで材料を混ぜていきます。

よくかき混ぜます。

混ざったら補修箇所に流し込んでいきます。

はみ出ない程度材料を流し込みスパチュラでならしていきます。できる限り平に仕上げます。

ならし終わったら強制的に硬化させます。ここが大事なポイントです。速乾モルタルですが補修箇所の厚みがあるので、完全硬化には30分以上はかかり歩行者が歩けません。すぐ歩けるようにするため熱を加え硬化を速めます。そのために使用するのがトーチバーナー。

こうして熱を加えることで約5分〜10分前後で硬化します。硬化していくと色変わりするのでわかりやすく触って確認してカチカチになっていればOKです。

硬化が確認できたらダムのように壁を作っていたバックアップ材を取り、材料が入り切っていない隙間を埋めてあげ完了です。

ここまでが補修手順となります。

まとめ

Part2「防水工事」では、下地し処理、下地補修が非常に大事な工程となります。一般の方でも施工可能なのでチャレンジしてみて下さい。

ではPart2「防水工事」でお会いしましょう。

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