Part3「ノンスリップ取り付け」でお会いできた事を嬉しく思います。
今ここで出会えたのは、Part1もPart2も綺麗に仕上げることができたのではないでしょうか。
さて、ここPart3では最終段階、ノンスリップの取り付けに設置に入りますが、「ノンスリップって何?」とわからない方の為に簡単に説明しておきます。
ノンスリップ
ノンスリップとは、階段の踏み板の端に取り付けてあり、昇り降りの際滑らなくする物をいいます。
ノンスリップも様々な種類があります。
シール型
アルミ+ゴム
塩ビゴム
アルミのみ
こうして、形も色も様々で各種金額も異なるので確認して、取り付けたい物を選ぶといいです。ホームセンターでは無い店鋪もあるのでネット通販で確認し購入することをお勧めします。
それでは、こここらノンスリップの取り付け作業を始めていきましょう。
引き続き団地内階段にて業務用のノンスリップを使用しており、穴あけタイプで説明しております。
最終までご観覧下さい。
清掃・穴あけ
まずは、今まで何度か作業がありました。清掃は必ず行ってください。
ステンレス穴空きのゴム貼りタイプを使用しています。
まず、取り付ける場所にステンレスをあてあなをあけていきます。その際しっかりと押さえて穴をあけて下さい。穴合わせマジック等で印をつけてあげると穴をあけやすいです。穴の深さは50mmあけます。
穴をあけると放水層が盛り上がる場合があります、それは平滑にカッターで取り除き、穴あけのホコリ等は綺麗に清掃してします。
盛り上がった箇所を切り取る理由は、ノンスリップを取り付ける際ノンスリップの浮きをなくすためです。
取り付けの際ボンドを使用するのでホコリは綺麗に取り除いて下さい。
ボンド貼り付け
ノンスリップの取り付けにボンドを使用しているのですが団地の場合、人の階段の行き来が多いので、ノンスリップを踏みつけた振動で剥がれにくくするために、ボンドとビスの2重の取り付けにしています。防水してからの取り付けは、この方法が一番丈夫な付け方なのでお勧めします。
一般では強力速乾ボンドを使用、ホームセンターで600円前後で購入可能です。他にも種類はいろいろありますが、使用するボンドに金属とゴムに使用可能な物にすることと、できるだけ水っぽいボンドは避けて下さい。
ボンドを着ける際、ボンドの垂れ防止のため、取り付ける所以外の養生をして、仕上げた防水を汚すことのないようにしましょう。
写真下はビス穴にもボンドを着けてます。よりノンスリップの浮きを無くすため強化し防水性を高めています。
こうしてノンスリップ側の穴と防水側の穴を合わせて貼り付けます。
アンカー打ち込み・ノンスリップ取り付け
次にアンカープラグとビスを打ち込んでいきます。
サイズの選び方ですが、穴を5.5mmであけた場合、アンカープラグは5mm×25mm、ビスはタッピングタイプの35mm×40mmがいいです。
アンカープラグを差し込んで軽くハンマーで叩きます。
そこにビスをねじ込みます。
ねじ込んでからハンマーでできるだけフラットになるまで強めに叩きます。
しっかり止まっているか確認!!
次で最終工程です。
ノンスリップゴム取り付け
さて! これで最後の工程になります。ゴムの取り付けです。
ゴムを取り付ける前にもう一度ノンスリップの緩みがないか? ビスの緩みがなく止まっているか?を確認しましょう。
両面シール式のゴムをしっかり全体を押さえて貼り付けます。
これで完了です。
まとめ
お疲れ様でした! 仕上がりはどうですか? 綺麗な仕上がりになっているのではないでしょうか。
Part1〜Part3まで進んできた方は、防水施工が奥深く繊細な作業なんだとお分かりいただけたと思います。だからこそ僕たちは手間を省くことなく確実に仕上げ、お客様に安心して良い品質と良い環境を整えた上で提供しています。
ここまでの施工手順を皆様に覚えて頂き、今お住まいの自宅の外見を自分の手で維持し守り続けていかれるよう参考にしていただけたら幸いです。
是非チャレンジしてみて下さい!
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