30日の午前1時40分ごろ、千葉市若葉区小倉台6のアパートで、20代くらいの男性が室内で倒れているのを救急隊が発見、男性はその場で死亡が確認され、県警は遺体の状況などから事件の可能性も視野に入れて捜査を始めていた事件。
千葉県警は1日、船橋市内で男性の左太腿をバタフライナイフで何度も刺し、集団リンチを加えたらしく、負傷した男性を放置したことがわかりました。
この部屋に住む自称会社員で伊東龍之介容疑者(21)、自称柏市北柏丁目の飲食店従業員で小野恵美容疑者(20)の他19歳~21歳の男女4人が、金と女絡みでのトラブルがエスカレートしたとおもわれます。
死亡した男性は船橋市行田1丁目に住んでいる高橋拓義さん(21)で、死因は出血性ショック、県警は殺人や傷害致死容疑を視野に暴行と死亡の関連を調べている。。
県警捜査1課によると、同1時半ごろ県警によると伊東容疑者から「意識と呼吸がない」と119番通報があり、救急隊が高橋さんの遺体を発見した。その際その場に小野容疑者もいて、県警は2人が詳しい経緯を知っているとみて事情を聴き、高橋さんと伊東容疑者らとの間には面識があって何らかのトラブルがあったと思われる。高橋さんを伊東容疑者の部屋に連れ込んだ状況も取り調べ中である。
また、消防によると高橋さんのふとももに、刃物で何度も刺し傷があったようで、警察は身元の確認を急ぎ、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査をしています。
現場は千葉都市モノレール千城台北駅から約450メートル離れた住宅街のようです。
(追記)事件は逮捕の“4日前”から始まっていた
3月26日夜。伊東ら4人は、船橋市にある高橋さんの自宅を訪ね、外に呼び出した。ひと気のない路地まで移動すると、伊東と高橋さんは激しく言い争いを始めたということです。
伊東サイドと被害者の間で、女とお金が絡むトラブルがあったようだ。口論の果てに揉み合いとなり、伊東が持っていたバタフライナイフを、被害者の左太腿に何度も突き刺したとみられています。
伊東らはうずくまる高橋さんをさらに殴打し、足蹴にするなど激しいリンチを加えた。その挙句、負傷した高橋さんを拉致し、治療を受けさせることなく放置したのだ。約3日後、高橋さんは暴行現場から30キロほど離れた伊東のアパートで息絶えているところを救急隊員に発見されたようです。
4人と被害者の関係などを引き続き捜査中。現段階では4人とも傷害の容疑を認めていて、 伊東は数年前、厳格そうな父親と一緒に現場アパートへ越してきたということです。
近隣住民の話しでは「いつしか父親がいなくなり、伊東が一人で暮らしていた」 アパートには金髪の若者たちが出入りするようになって「2年くらい前からだったか、20歳前後のガラの悪い若者が車で乗り付ける機会が増えて。夜中、男女が怒鳴り合いの喧嘩をすることもあった。静かな住宅地なので、怖いというより迷惑でした。何度か警察も来ています。ただ、今回逮捕されるまでの3日間、伊東の部屋は静まり返っていました」と語っています。
千葉県警は殺人や傷害致死の容疑を視野に、4人の調べを進めている。
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